中東紛争で私からの緊急提言!

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` `緊急提言!イスラエルレバノンの勢力ヒズボラは、すぐ停戦してくれ。また国連は即刻、停戦決議案を採択してほしい。米英の提案する国連多国籍軍案は、ヒズボラ壊滅案で平和解決とは言えない `  `

今回のイスラエルレバノン戦争の発端は、レバノン内のヒズボラによる、イスラエル兵の拘束事件から始まった。ヒズボラはイランの意向を受け、イスラエルを刺激するため、拘束したきらいがある。

そしてアメリカのヒズボラ嫌いを知ったうえで、イスラエルレバノンに攻撃を加えた。そして悪の連鎖が始まった。中東紛争の悪の連鎖などの写真/サイトを開いたら、赤い文字の「enter」をクリックし、右上の「next」をクリックで順次写真が見られます。

欧州諸国が、国連での停戦決議を提案しても、アメリカは停戦の必要はないと言う。ヒズボラ(注1)はたかだか数千名の民間組織だから、徹底的にヒズボラを叩け、とイスラエル(注2)にけしかけている。

アメリカのお墨付きをもらったイスラエルは、数万の兵力を動員して、レバノンへ(注3)の侵攻を画策中だ。ヒズボラの拠点は国境から数キロの所だから、侵攻して国境から数キロのベルトを非武装地帯にしたい意向だ。

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一方ヒズボラは、イラン(注4)、シリア(注5)の後押しがあるから、もしイスラエル地従軍が侵攻してきたら、とって置きの長距離ミサイルをイスラエルのテルアビブにぶち込む積もりだ。

もしこんなことになったら、世界戦争だ。止めてくれ!

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ところがアメリカは(注6)、もともとイランを攻めたいと思っていた。そこに降って湧いたようなチャンスとばかりにイスラエルに新型のバスター・ロケット弾を近々提供する。アメリカは中東で揉め事があれば、必ずアメリカの利益に繋がるとの確信があるから、内心大喜びなのだ。

一方イラク(注7)では、イスラムシーア派スンニ派との抗争が本格化した。一体アメリカは中東をどうしたいのだ。結局、石油がほしいだけなんだろう。そのため何人の民間人が犠牲となったのだ。いい加減にしてくれ!各国(注8)も停戦に声をあげよう。



AP通信の伝える中東情勢ニュースビデオです。全て字幕がついています。再生クリック


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(注1)民兵組織ヒズボラの最高指導者は、イスラムシーア派ナスララ師。ヒズボラレバノン国民に支持を受けている。国連安保理ヒズボラ武装解除を決議しているが、レバノン政府は何もできないのが実情。1982年設立。一貫して対イスラエル武力闘争を掲げてきた。多くのアラブ市民にとって、2000年にイスラエルレバノン南部から撤退に追い込んだ功労者との認識。イスラエルが、パレスチナ自治区のガザ侵攻で、パレスチナへの同情が集まるなか、イスラエル攻撃はヒズボラの存在意義アップにつながると見たようだ。「ヒズボラ」は1991年まで続いたレバノン内戦時に、イランの支援で作られた組織。資金や武器供給はイランに依存している。対イスラエル武力闘争を掲げ、シーハ派の人口増とともに力を伸ばした。戦闘員は2千から3千人。最近は政党としても国会議員や閣僚を輩出している。ヒズボラの少年兵などの写真/サイトを開いたら、赤い文字の「enter」をクリックし、右上の「next」をクリックで順次写真が見られます。

(注2)イスラエルオルメルト政権。大統領はアハマディネジャドアメリカと友好関係にある。イスラエルの戦略は、レバノンの陸海空を封鎖し、ヒズボラが、イランやシリアから武器や資金を受けられないようにすること。イスラエル軍は1万人規模の軍隊を集結させ、国境からレバノン国内に数キロの地帯を占領し、ロケット攻撃を防ぎたい意向。数キロというのは、ヒズボラの拠点が4キロ離れたビントジュベイルを占領することを意味している。イスラエル兵のイスラエル内パレスチナ自治区のガザへの侵攻の写真。サイトを開いたら、赤い文字の「enter」をクリックし、右上の「next」をクリックで順次写真が見られます

(注3)レバノンはシニオラ政権。イランと友好関係にある。ただしナスララ師(ヒズボラ指導者)にたいする影響力は限定的であるとされる。

(注4)イランはシーア派国家。イスラエル拉致事件は、イランが自国の核開発問題から、世界の目をそらそうとの思惑もある。

(注5)シリアはレバノンを実効支配している。レバノンは多様な宗派からなるモザイク国家で、内戦終結後はレバノンを実効支配している。しかし昨年のハリリ元首相の暗殺事件後に駐留シリア軍はレバノンから撤退した。イスラエルゴラン高原を占領されているシリアにとって、ヒズボラは対イスラエル戦略の別働隊として貴重な存在。

(注6)アメリカは「ヒズボラ」をテロ組織ととっている。シニオラ政権に対しては敵対はなく協議段階。現在の主張は、イスラエルレバノン国境に緩衝地帯を設け、多国籍軍を送る。アメリカは国連での、イスラエル非難決議はもとより、停戦を求める声明にも加わっていない。

(注7)イラクはマリキ首相。イスラムシーア派スンニ派との抗争が激化している。シーアは最高権威はスタタニ師。またシーア派の対米強硬派指導者はサドル師。

(注8)各国の立場:アセアン。イスラエルを強く非難。国連監視下での即時停戦とイスラエル兵らの人質開放を両者に呼びかけ。

新米のアラブ諸国は、「ヒズボラ」を激しく非難。また「ヒズボラ」を支援するイランが中東で勢力を拡大することへの警戒感を強めている。新米アラブ諸国は、イスラムスンニ派が主流。シーア派の影響力拡大を嫌っている。

中東で現在いイスラエルへの敵意を示す国は、イランのシリアだけ。イスラエルにとっては、ヒズボラの力をそぐことが、イランとシリアへのけん制となる。

フランス、ドイツは即時停戦を主張。