最近の国会

郵便局は、以前の郵政省直属から郵政公社に変わって劇的によくなった。例えば郵便でいえば、以前は郵便物はすべて郵便局やポストに出向き、投函するのが原則であったものが、現在は数量さえまとまれば毎日郵便局から顧客の所まで集配にきてくれるようになっ…

クールビズ

服装について政府がまた何やら言い出した。サマータイム制もそうだが政府が音頭をとって、国民に提唱するときは何か裏がある。 今回のクールビズもそうだ。新繊維業界、アパレル業界などのバックアップに間違いない。 もし本当に二酸化炭素排出削減が主目的…

DVD規格統一の結論を急げ

ご存知のようにソニー陣営と東芝陣営の統一交渉が暗礁に乗り上げている。私の結論を述べよう。企業同士の交渉なんて期待する方がおかしい。ここまで来たら政府が乗り出す以外に手はない。 行政指導で、一般家庭用青色レーザー方式の録画再生機を生産する場合…

郵政民営化と民主党

郵政民営化法案は不思議な法案だ。提出した自民党でも党内対立が起き、一方の民主党でも、表立った対立は見えないまでも反対派と国会審議への参加賛成派との対立が潜在している。 ことの発端から見直してみよう。小泉内閣がこれほどまでに郵政民営化に熱心な…

歴史認識

最近の小泉総理の歴史認識の対応には、首をかしげる。事の本質が見えていないから、思いつきで語ってしまうのだ。なんとかならないだろうか? 先日、小泉さんの知恵袋の中川さんがテレビに出演していたので見ていたら、小泉さんと全く同じ考えだ。 小泉さん…

文学の衰退

私は自分でも小説とかエッセイを書くので文学と無縁ではない。しかし一読者の立場になると文学作品はまず買わない。どこの本屋さんでも文学作品は奥の棚に追いやられている。 私自身、ブログサイトで本の書評も書いているので、本屋の店先で面白い本をあさっ…

年金問題と民主党

年金問題で疑問に思っていたことがあった。 民主党が消費税アップを財源にスウェーデン方式を提唱したことはいい案だ。民主党の年金提案は国民の理解もあり現実的だ。問題は民主党が自民党と協議のテーブルに乗ってまで何故こんなにも熱心かだ。 民主党は「…

ブログ時代をどう見る?

IT時代の変化は激しい。極端にいうと一夜で状況が変わってしまう。特に変化の大きいのはホームページからブログページへの変化だ。その変革の旗手が青木さやかとは以外であった。 火付け役は大手のヤフーだ。大手にもかかわらずブログの分野では、その使い…

本もレンタルだ

本の販売には3つの要素が絡んでいる。卸問屋、小売店、それと公正取引委員会(公取委)だ。本はご存知のように再販商品だから定価販売を義務付けられている。小売店が本の値引き販売をすると、公取委に指摘される前に、卸問屋が配送を停止してしまう。 しか…

列車事故の責任は国交省だ

ずばり断言する。今回の福知山線列車事故の原因は国土交通省の責任だ。国交省からの天下り、持ちつ持たれつ関係が、JRや私鉄各社に甘い指導を続けてきたつけが、事故を引き起こしたのだ。 今回の責任を、兵庫県警によるJR関西への管理責任追及という、上…

列車事故の安全対策にF1を参考に

今回,4月25日、月曜日午前9時ごろ起こった列車事故で亡くなられた方々に深い哀悼の意を表します。 私が言うまでもなく、各分野の専門家が事故分析をしています。そこをあえて素人の私が意見を述べさせて頂きます。 列車とF1はとても共通点があります。…

民主党は市民本位を貫け

民主党は昨日の宮城2区と福岡2区の衆議院補欠選挙で自民党に敗北した。予想された結果だ。 今なら民主党の再生が時期的に間に合うと思うから、あえて民主党に提言したい。敗北の原因は、ずばり民主党が最近、市民本位から支持母体重視へとスタンスを変えて…

中国デモ事件で日本に与えたヒント

先回の中国デモ事件については、この日記の4月19日付け日記で書きましたが、その後の推移は収まる方向で進んでいて、ほっとしています。 さて今回の中国デモ事件で、私なりに「収穫」があったので是非読んで頂き、賛同していただけたら幸いです。私の主張…

青色レーザーDVD規格統一

私は05/3/19(土)のここの日記で規格統一を願う記事を書いた。規格統一は社会の要請だ。今回の統一の動きを歓迎したい。3月19日の記事の大略を再掲すれば。ご承知のように青色レーザーDVD規格で、現在2種類の方式が提唱されている。1種類はすでに製…

中国デモ問題

とうとう上海にまでデモが広がった。明らかに町村外省の訪中に照準を合わせている。 過去日中関係がこじれたときの原因は経済問題が多かった。過去の歴史問題は口実に過ぎなかった。今回もそうだと断言していい。 では経済問題とは何か。先ずODAの額だ。…

ライブドア終局

ライブドア問題の総括ライブドア問題も終局した。この日記の3月28日付け記事「無料紙とライブドアの今後の問題」で、ライブドア問題の大筋を既に書いているので、ここでは最終感想を述べさせていただこう。 3・28日記で「ライブドアは300億円ほどの…

矢島慎の地震予知の仮説

矢島慎の地震予知の仮説 矢島からのお断り。地震の予知については、根拠のない、または薄い説をみだりに流布することは、好ましくありません。私の地震に関する仮説も、あくまでも仮説として受け止めてください。また社会不安を助長する意図は全くありません…

君が代

数年前中央アフリカを訪れていた。ケニアの首都ナイロビに暫くいた。ナイロビは、アフリカではカイロにつぐ街で、街なかの賑わいは活発だ。 少し時間があったので、映画館に入った。8割ぐらいの入りだったろうか。上映時間になり、ブザーが鳴り響いた。 次…

輸入牛肉問題

今回のアメリカ産輸入牛肉問題、大詰めに来た。というより日本政府の場あたり政策が手詰まりに来たとも言える。 アメリカやカナダの大手畜産業者は、牛を広大な牧場で飼育する。雨の日も夜間もほったらかし。牛にしてみたら豊富な草を食べ、自由に移動できる…

日本の音楽事情・私は怒ってるぞ!

今まで日本の音楽状況に関して、ソニー問題、日本の音楽事情etcと書いてきた。それらの根本原因についても述べてきた。しかしあるシーンを目にするに至り再度、しかも最終的に警告せざるを得ない。 まず私が目にしたシーンから報告したい。 先日の春日のある…

知的財産権「シャル・ウイ・ダンスとスイング・ガールズ」

最近知的財産権の司法判断を下す裁判部門が新設された。でも末端ではまだまだ無許可モノマネが横行している。 その代表例が映画界で見られた。映画を通し、これほどはっきりオリジナリティの侵害についての差が出た例は珍しい。警鐘の意味で提示したい。シャ…

自殺を防げ

何年か前に私の知人が自殺を遂げた。三十台の若さで自宅で一生を終えた。その悲しみは今も癒えていない。昨年の自殺者は3万人を超えた。交通事故死の3倍だ。一日80人、政府はなんとも思わないのだろうか。 昨年、生命保険金目当ての自殺防止の観点から、…

沖縄滞在中のエピソード

★那覇の図書館で調べ物が有って図書館にいたわけです。そしたら、おじさんが近づいてきて私に話しかけたわけです。見ず知らずの人が何かなと思っていると。「あのー、本土の方だと思いますが、日ごろから聞きたいなと思っていることがあって…」。と言われる…

サマータイム制、大反対

毎年春になると、サマータイム制の導入が話題に上る。話題に上るたび、「もし実施されたら大変だ!頼むから実施しないでくれ」と叫んでいる。そのイライラから、私の鼻がムズムズする。いわゆる鼻紛症だ。 印刷業界、時計業界などの、サマータイム制で利益を…

相撲も改革を

日本の相撲ほどカッコ悪いものはない。太りすぎの力士には目を覆いたくなる。トップ同士の取り組みに、身体の芯が震えるような興奮を覚えたことがない。 「醜い」という言葉は相撲のためにあるようなものだ。 その日本相撲が改革もなしに延々と続いている。…

ニューヨーク地下鉄騒動を忘れるな!

私がニューヨークに滞在していた時に、地下鉄について調べていたら、かってこんな出来事があった。 ニューヨーカーにとって地下鉄は「文化」だ。驚くなかれ、初めてマンハッタンの地下に列車が走ったのは1900年代初め。約100年の歴史を持つ。マンハッ…

5W2Hはやめてくれ!

日本のマスコミで記事にする場合、5W1Hが基本とされる。これは世界の基本でもあろう。しかし日本では年齢に対する興味が異常に高い国民性のため、「何歳?」の報道基本が追加されている。私は皮肉を込めて日本の報道基本を、何歳?(How old)のHを追加…

無料紙とライブドア問題の今後

ニューヨークの日本人向け有料紙が、無料紙の攻勢を受け、撤退した。広告収入が無料紙にもっていかれ苦しくなったからだ。こちら日本にも無料紙の動きが出てきた。この先、新聞事情が気になるところだ。 まず現状を見てみたい。私は平均的市民だから、私の新…

日本の音楽事情

音楽にしろファッションにしろ、個人の好みだから、好きなものを聴いたり着たりすればよいと、一見思われがちだ。ところが実際は流行の流れが、個人の好みをリードし、多くの人は流行に飲み込まれる。 日本の音楽の流行は戦後は、ほとんど欧米の流行を辿って…

「感動」がすべてだ

「感動」がすべてだ 2005/3/9(水) 午後 0:59 私たちは進化論の中で生きている。一言でいえば「子孫繁栄」の原則に導かれている。 ここで予めお断りしておくが、進化論の対極にある唯心論、とりわけ宗教については、その有義性を認めるものですが、生物の発生…